逮捕された人などの弁護活動に取り組む弁護士の水谷真実(→プロフィールはこちら)です。
お酒を飲むと、他の人と口論をしたりして、エスカレートして暴力事件を起こすことがあります。
そして、相手を傷つけ、自分も怪我をして、刑事事件に発展することがあります。
トラブルになる場面やトラブルを避ける方法などについて書きます。
バーにおける口論
バーで他のお客さんと口論に発展することがあります。
バーは、カウンターだけのバーなど室内が狭いところがあります。
そこで、飲酒している状況だと、気が大きくなったりします。
いったん口論をしてエスカレートしていくと、他のお客さんに危害を加えることがあります。
狭いので、はずみで他のお客さんを押したり、叩いたりして巻き込んでしまいます。
ですので、バーでは口論はしない、もしなにか言いがかりなどをつけられても、相手にしないことが大事です。
タクシーに乗車して
飲酒した状況でタクシーに乗車して、トラブルになることがあります。
記憶を無くすほど飲酒してしまうと、タクシーの中で寝てしまい、運転手さんに迷惑をかけてしまいます。
運転手さんは困ってしまい、交番に連れて行かざるをえなくなります。
そして、この時に暴れたりすると、下手をすると逮捕されることもあります。
また、酩酊状態で料金精算をした際、カードを受け取っていなかったと勘違いして、喧嘩になることがあります。
飲酒しているため、記憶が曖昧になっているのです。
飲酒してタクシーに乗った際は、料金を支払って降りるまで気を緩めてはいけません。
また、口論したり暴力を振るうことは決してしてはいけません。
飲酒後路上で話していて通行人とトラブル
路上での集団トラブル
路上で通行人とトラブルになることがあります。
お互いに飲酒をした状況だと、ひょんなことから相手を叩いたりして傷害事件に発展することがあります。
自分は相手に対して少ししか叩いていなくても、他の仲間の人が相手を強く叩くなどして、相手が重傷を負う場合があります。
相手が重傷を負うと、自分自身もその怪我に対して責任を負うことになってしまいます。取り返しのつかないことになっていまいます。
そこで、路上では口論や喧嘩に発展するようなことはしてはいけません。
自分は手を出してはいけませんし、仲間が喧嘩をし出したら頑として止めるべきです。
対応方法警察呼びましょう
弁護士
お酒でトラブルを起こさないためにどうしたよいか?
お酒を飲んだら、気が大きくなるなどしてトラブルを起こしやすいことを自覚しましょう。
また、決して他の人と口論したり暴力を振るうことをしてはいけません。
お酒を飲んだら、一緒にトマトジュースを飲んだりペパリーゼを飲んだりして、アルコールの酔いを覚ましましょう。
万一、他の人と口論などしたら、自分から謝ったり、110番して警察などを呼びましょう。
弁護士の活用のしどころ
トラブルになったら、弁護士に連絡してみることも1つの手です。
弁護士を通じて、相手と話し合うことになります。
また、相手に怪我をさせて警察がきたら、弁護士にすぐに連絡することも大切です。
弁護士を通じて警察官と話してもらったり、相手と話し合うことができます。
警察に捕まってしまったら、弁護士を通じて被害者の方と示談をして早期の釈放を目指すことになります。
最後に
「酒は飲んでも飲まれるな」です。
もし、お酒に飲まれてしまっても、他の人に迷惑をかけないことを常に心がけるべきです。