男女トラブルの解決に全力をつくす弁護士の水谷真実(@41bengo)です。
風俗店で女性と出会って、店外デートをされる方がいます。
この場合、トラブルに発展する場合がありますので、対処方法を書いていきます。
事案(店外デートでのトラブル)
風俗店で女性と出会って、店外デートに発展しました。
そして、何回かデートを重ねて深い関係にもなりました。
その後、女性に別れを切り出したところ、突然女性が態度を変えて、
「無理やり性交渉されたから警察に行く!!」
「避妊をしていない。会社や家族にこれまでのことを言う!!」
「病気をうつされた!!」
と強く言ってくる場合があります。
この場合、どう対処すべきでしょうか。
事前の対策
不用意に自分の個人情報は伝えない
トラブルになることを回避するために、自分がつとめている会社など個人情報は、伝えない方が良いでしょう。
ただ、勤務先などを伏せている場合でも、会話の端々から勤務先などの個人情報が特定される場合があります。例えば、インターネットで検索するとすぐにヒットするような方、デートの場所がいつも勤務先の会社の近くなどの方は、特定される可能性があります。
別れがあることを想定して女性には普段から紳士に接する
出会いの場が風俗店で店外デートの深い関係になったとしても、その後結婚される方もいます。
ただ、妻子がいるのに店外デートをした場合(いわゆる不倫)は、別れが想定されますよね。
そこで、普段からできるだけ女性に対して紳士に接しましょう.
とくに、最後の別れ話のときは、意識して丁寧に礼儀正しく接するべきでしょう。
もし、相手の対応で納得がいかないところがあっても、そこは男ならぐっとこらえるべきです。
別れ際に、誠意のない対応で接すると、女性は傷ついてしまいます。
事後の対策
とはいっても、女性とトラブルになった場合、どう対応するべきでしょうか。
女性が、「家族や会社にいう」「警察にいう」と言ってきた場合、どうするべきでしょうか。
家族や会社にあらかじめ状況を伝える
家族や会社の上司に、状況を説明するのも1つの手です。
そして、女性にはすでに家族や会社の上司には報告していますと伝えることです。
もし強面の男の人がでてきたら?
状況によっては、相手の女性が、強面の男性に頼むかもしれません。
その場合でも、努めて冷静に対応して、あまり不用意なこと喋らず簡潔に切り上げるの良いです。
金銭的なお話
相手の女性や男性は、はっきりとしたお金の話はしてこないことがあります。
具体的に例えば200万払えと要求すると、恐喝になる可能性があるからです。
弁護士の活用のしどころ
話が進まない
早く解決したい
心理的な負担が大きい
などで、ご自身で解決できなさそうな場合には、弁護士に依頼をするというのも一つの手です。
弁護士が代わりに相手と交渉などをいたします。
相手の女性に対して支払う金額については、交渉してお互いが納得できるぎりぎりの金額ということになります。
相手の女性に男性がついており、男性も話に入ってきている場合には、男性の顔をたてるために、すこし上乗せした金額で最終的な合意となるかもしれません。そこで、このことを想定して、少し低めの金額を提示して最後にアップ、という形が良いでしょう。
最後に
風俗店で出会って店外デートをしても、トラブルなく終わる場合も多いでしょう。
例えば、ブロガーの人が女性と店外デートをします。
その後、女性のために代わりに女性のブログを書いてあげたところ、女性の売上げがすごく上がったとします。
この場合は、女性は売上げが上がってホクホクです。
ですので、むしろ感謝されるでしょう。
女性の方としては、仕事の延長として店外デートをしているという認識の方もいます。
体をはって生活をしているんだということに思いを至らせるべきです。
店外デートをする場合は、お金の支払いもありうることを念頭において、紳士に、安全にお付き合いをするべきです。
こちらは女性側からみた風俗でのトラブルを書いております。風俗で関連性があるので、参考にお読みいただければと思います。