風俗店で、女性がお客さんと出会い、店外デートに発展する場合があります。
店外デートの際に、女性が男性に高額のお金をお願いする場合があります。あとあとのトラブル防止のための注意点を書きます。
自己紹介ですが、歌舞伎町に近い新宿区新大久保で弁護士として働いている水谷真実(プロフィールはこちらです)です。
嘘を言わないこと
店外デートの際、女性が男性に対して、高額のお金をお願いする場合があります。
この場合、できるだけ、嘘をつかないで、お願いしてみるのがよいです。
例えば、病気を患っている親の治療費のために高額のお金が必要だと説明したとします。
しかし、後日、親が病気でないことが明らかとなると、トラブルになる場合があります。
男性は、傷つきますし、怒るでしょう。
男性は女性に対して、強硬な態度で臨むかもしれません。
そして、ストーカー規制法違反に触れる行為に及ぶかもしれません。
警察に相談すれば良いではないか、と思うかもしれません。
しかし、警察がきちんと対応してくれないことがままあります。
女性側にも落ち度があるのではないか、と指摘されるからです。
高額のお金を要求された男性(お客さん)の気持ち
男性としては、お願いされる場合、頼られて嬉しいという気持ちがあります。
好きな女性から言われたら、なおさらでしょう。
店外デートまでするぐらいですから、女性のことが好きで誘っているはずです。
そこで、嘘を言わずに正直に話してみるのも、1つの手です。
例えばですが、生活費に困っているのなら、このことをきちんと説明してみることです。
正直に話してみて、駄目なことも当然あります。
しかし、男性としては、頼られて嬉しいな、困っているなら助けたいな、と思っている人ももちろんいます。女性のことが大好きであるからです。
そして、女性に対してあまり無理な要求をすることなく、支援してくれる人もいます。
あとでトラブルになったら?~弁護士の活用のしどころ~
最初は仲が良くても、あとで関係を解消する場面が訪れることもままあります。
関係を解消する際、トラブルになりそうだな、こじれそうだな、と感じたら、あらかじめ弁護士に相談しておくと良いです。
あとあとスムーズにいくでしょう。
あらかじめ相談して依頼しておくことで、
- お金の支払いなどでトラブルになった際の交渉
- 警察署への相談や同行のサポート
などを受けることができます。
まとめ
嘘をついてしまうと、あとでトラブルになることがあります。
相手の男性は傷ついてしまいますし、女性の方もしかりです。
そこで、店外デートで高額のお金をお願いする場合には、トラブルにならないようによく考えて行動しましょう。
嘘を言わずに、ある程度正直に言うと、男性も助けたいな、と思うことはけっこうありますよ。
こちらは男性側からみた風俗でのトラブルを書いております。風俗で関連性があるので、参考にお読みいただければと思います。