しばらく前の岡口裁判官の分限裁判で思ったこと(平成31年1月18日のブログです)

弁護士の水谷真実(みずたにまこと)(@41bengo)です。

しばらく前に、岡口基一裁判官がツイッターでの表現行為がいきすぎていたこと等を理由として、戒告の処分を受けました。

私が司法修習を受けた際の裁判所での体験を元に、思いを書きたいと思います。

岡口裁判官の積極的な表現活動にびっくり

ツイッターへの不適切な投稿で当事者の感情を傷つけたとして、東京高裁から懲戒申し立てを受けた岡口基一判事(52)の分限裁判で、最高裁大法廷(裁判長・大谷直人長官)は17日、「投稿は裁判の公正を疑わせる内容で、表現の自由として許容される限度を逸脱した」とし、岡口判事を戒告とする決定をした。

時事通信社の岡口判事の記事

 
 参照元:時事通信社

岡口裁判官への戒告の処分は、評価が分かれるところであり、なんともいえません。
しかし、岡口裁判官は、裁判官にもかかわらずよくあれだけ外部に対して情報発信できるな、とびっくりしてしまいます。

自分の司法修習の時の裁判所での感想文

自分が、司法修習生のときに、裁判所で行われた民裁修習のときのことです。

毎日、修習生1人1人がその日の感想文を書いて裁判官に提出します。

感想文1

自分の番の時に、感想文の最後に、「\(^0^)/」の絵文字を書き込みました。
同期の女性がメールなどで使っていたから、ちょっと真似してみた次第です。

そうしたところ、同じ班の女性から、
「感想文は公文書だよ。絵文字は駄目だよ。
などと言われました。

これに対して、自分は、もし裁判官達から怒られたら、表現の自由を主張して反論してやろうと思っていました。
ただ、幸いなことに、なにも注意などはされませんでした。

感想文2

その次の自分の感想文の時には、今度は、若手の裁判官から修習生同士の懇親会の費用をカンパしてもらったので嬉しかったことを書きました。
そうしたら、私の感想文を読んだその若手の裁判官が飛んできて、「この部分は消して下さい。」とけっこう強い口調で言われました。

自分としては、その若手の裁判官を褒めたのですが、どうやらNGのようです。
そこで、その部分を削除して、再提出しました。

けっこう、裁判所内は締め付けが厳しいなと思いました。
特に、他の人に対する発言には気を配るべきなのかなと思いました。

このような中、岡口裁判官は、すごく積極的に外部に情報発信をされていて、びっくりします。
様々な書籍を出版されていて、頭が良すぎるので、その反面として、ブリーフ裁判官などの姿を世に表現したりするのかな??とも思ったりします。

しかし、私の頭では分からないことです。

最後に

いずれにせよ、より良い方向に裁判所が向かってほしいと思います。

ところで、岡口裁判官とは関係がないことですが、以前、老舗のアニメ雑誌の編集長さんから、差別表現には特に気をつけているとお聞きしました
なぜなら、差別的な表現を行った結果、つぶれてしまった有名な雑誌が沢山あるからだそうです。

そこで、外部に情報発信をするにしても、差別表現などを行わないように気を配りながら、情報発信をすることが大切だと思います。

なお、わたしが司法修習生の時の他のブログについては、次のとおりです。

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この記事を書いた人

弁護士水谷真実

弁護士水谷真実

東京の新宿駅の近くの新大久保で、弁護士事務所開業。弁護士6年目の若手。離婚事件、一般民事事件、新大久保近辺に住む方々の事件、外国人の事件。ブログは主に仕事、その他気の向くままに。
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