アニメ雑誌の編集長さんとお食事
先日、老舗のアニメ雑誌の女性の編集長さんと一緒にお食事をしました。
そこで、編集長さんとの会話の中で、とくに印象に残ったことを書きます。
編集長さんは、締め切り日前には、編集者1人1人が提出する記事の原稿をチェックして内容を確認しているとのことでした。
特に、差別表現を記載しないよう、気をつけているということです。
意図的にしろ意図的ではないにしろ、差別表現を用いたために,廃刊に追い込まれた雑誌は沢山あるとのことです。
心に残った会話
気をつけていることはなんですか?人名を間違えると失礼なので、人名に気をつけているのですか?
と聞いてみました。
すると、
人名は、もし間違ったら最悪あとで謝罪にいけばすむことだけど、差別表現にはとくに気をつけていますね。
差別表現をしたことにより廃刊になった有名な雑誌は沢山あるので、とくに気をつけているのよ。
とおっしゃっていました。
そこで、
差別表現か微妙な言葉はさけて、明らかに差別表現ではない言葉を用いればいいんじゃないですか?
と聞いてみました。
すると、編集長は、
そんな風に避けていたら伝わるいい記事は書けないので、避けるようなことはしないわね。
とおっしゃられていました。
このような責任をもった覚悟のある姿勢は、素敵ですね!
さすが、一流のアニメ雑誌を背負う方だと思いました。
最後に
逃げない姿勢は、すごいなぁ、見習わないとなと思いました。
あとは、自分が裁判などで準備書面を書く際などに、表現には気を配って書かないといけないなと再認識しました。