高齢の身内の不動産に抵当権をつけて融資をうけられる?

疑問に思っている表情
ご相談者

マンションを建てるために、土地をあらたに購入したんだ。もっとも、銀行から融資をうけるために、自分や身内の土地建物を担保にしたいんだよね。大丈夫かな?

弁護士水谷真実のイメージ画像です
弁護士水谷

気をつけることもあります。次のことが起こりえますね。

この場合、自分の土地建物を担保にするなら銀行の融資はスムーズにいくかと思います。
もっとも、身内の土地建物を担保にすると、問題がおこることがあります。

すなわち、銀行の担当者が審査の際、所有者である身内の人の意思を確認します。
ただ、その身内が担保にしてもいいという意思がはっきり確認できないとして、融資がおりないおそれもあるからです。

具体的には、身内の方が高齢者で、意思確認ができるか微妙な場合が考えられますね。

そうすると、マンションが建てられず、あらたに購入した土地も不要となります。
通常、売買契約書に、解除の際には多額の違約金を支払うという定めがあるので、多額の違約金を支払って契約を解除しなくてはなりません。

※表紙の写真は、隠岐の海士町の図書館です。台風だったけど、図書館員さんがコーヒーをだしてくれ、心が温まりました。

まこと法律事務所

悩まれているなら〜ご連絡下さい(初回無料)

悩みや不安を抱えているならば、まずご連絡ください。
お力になります。

事務所の電話番号は、こちらです。
電話番号:03-6279-3177

この記事を書いた人

弁護士水谷真実

弁護士水谷真実

東京の新宿駅の近くの新大久保で、弁護士事務所開業。弁護士10年目の若手。離婚事件、一般民事事件、新大久保近辺に住む方々の事件、外国人の事件。ブログは主に仕事、その他気の向くままに。
ご相談いただいたことは、一生懸命対応します。アフターフォローにも力を入れています。来所が難しい方のために出張相談を承ります。悩んだら、思い切ってお問い合わせ・ご相談ください。

詳しいプロフィールはこちら。