まこと法律事務所 MAKOTO LAW OFFICE

コラム

2019.01.12

離婚などの調停の心構えと進め方

離婚などの調停への心構え

 

事前の話し合いの大切さ

家族の話し合いの大切さ

 

夫婦や元夫婦であったものとの間で、調停がなされる場合があります。

 

一口に調停といっても、様々な調停があります。

裁判所のサイトに様々な調停についての記載があります。

東京家庭裁判所における調停の申し立て   

 

大別して、

・夫婦関係や男女関係に関する調停

・親族関係に関する調停

・子どもに関する調停

 

などに分類される様々な調停の手続があります。

 

そして、調停自体、初めて経験する人が大多数で、どういうことが行われるのか全くわからなかったり不安に思ったりするかと思います。

 

そのため、調停せずとも話し合いで解決できる場合には、できるだけ話し合いで解決を試みるべきです。

夫婦が同居している場合には、話し合う余地もあろうかと思います。
なお、家庭内別居で会話が全くなかったりほとんどない夫婦もいます。しかし、なるべく、自分から話し合うように試みるべきです。

 

一方、夫婦が別居をしている場合には、 メールなどで連絡を取り合うことしかできず、直接会って話すことが難しい場合もあります。

その場合には、他の人の協力を頼んで、なるべく自分から話し合う機会を持つことです。

 

調停への心構え

それでもうまくいかない場合はあります。
そのため、調停を覚悟しなければならない場合はあります。

調停に対しは、時間の拘束や、調停委員が自分ではなく相手の味方になるのではないかなど、様々な不安があるかと思います。

まず、時間の拘束の点については、日程については裁判所で柔軟に対応してくれます。
また、調停当日に仕事などで早く帰らなくてはならない場合には、裁判所に事前に伝えておけば柔軟に対応してくれるはずです。

 

次に、調停委員ですが、調停委員も人である以上、完全に中立な立場で判断するということは難しいかと思います。

しかしだからこそ、調停に協力的であったり積極的に関われば、むしろ調停委員がこちらの味方になってくれるはずです。

 

そのためにも、調停の前に事前にしっかりと将来の見通しを立てることが大切かと思います。
要するに、準備が大切ということです。

・調停で争いとなりそうなところ
・主張と立証をきちんとできるか
・そもそも調停とするべきか

有責配偶者からの調停の申し立てなどは裁判までもつれる可能性があるので慎重さが必要かと思います。

調停は自分でももちろんできます。
ただ、相手方に弁護士がついていたり、時間的な制約がある場合などには、弁護士と相談して弁護士に依頼することも大事かとは思います。

 

調停の進め方

調停の基本的な流れはしっかりと確認した方が良いです。

調停は、当事者の双方が出席して、交互に調停委員のいる部屋に入って話を進めていくことが一般的です。
そして、調停は、争うというよりは調停委員や相手を説得して合意にもっていく場です。

調停までいくということは、お互いの間でうまく会話ができていなかったり、理解をしてもらえなかったことなどによります。
そこで、書面の作成においては、相手を言い負かそうとするよりは、相手に状況や気持ちを分かってもらえるような内容の書面を作成することがよいでしょう。

 

調停では、事前に提出した書面等の資料は大事ですが、調停の場における調停委員との話し合いも大切です。

 

そこで、事前の書面提出などの準備の大切ですが、調停の場で、誠意をもって積極的に協力的に応対することが、調停委員の心に響き、より良い解決へとつながります。

 

より具体的には、次の記事にまとめております。

 

 

誠実さは笑顔につながります

 

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