ゴーンさんの保釈審査と同じ日の審査の感想(平成31年1月15日のブログです)

新宿区新大久保で働く弁護士の水谷真実(みずたにまこと)(@41bengo)です。

今日は、外国の方の保釈申請について、東京地方裁判所の裁判官と電話面接をいたしました。
一方、今日は、東京地方裁判所が、ゴーン被告人の保釈請求を却下した日でもあります。

そこで、裁判官の対応について感じたことを書きたいと思います。

通常、電話面接において、裁判官はそっけないことがままあります
しかし、今日の裁判官は、外国人にもかかわらず、裁判記録をきちんと読んでいて優しいというか、宿題を私に出しました。

「あれっ、今日の裁判官はなんか優しいな。こんなに自分の心証やポイントを明かすんだ。」
と思いながら、裁判官の宿題に対して、別途確認をしたうえで、裁判所に再度書面を提出しました。

後ほど、インターネットニュースを見て、ゴーン被告人の保釈を東京地方裁判所が却下決定をしたというニュースを読みました。

特別背任などの罪で追起訴された日産自動車のカルロス・ゴーン前会長について東京地方裁判所は15日、保釈を認めない決定をしました。

引用元:「ゴーン前会長の保釈を認めず 東京地裁」(NHKニュース)

このニュースを読んで、

「あっ、ゴーンさんの保釈を今日審査していたから、外国人の人の件だけど対応が妙に丁寧で優しかったのかな??」

と思いました。
これなら納得です。
ただ、審査結果はけっこう厳しかったです..

いつも、裁判官の対応が優しくて丁寧だったらいいなと思いました。
ただ、こちらがきちんと丁寧にしっかりやれば、応えてくれる裁判官も多いかとは思っております。

Mr.ビーンも納得
まこと法律事務所

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この記事を書いた人

弁護士水谷真実

弁護士水谷真実

東京の新宿駅の近くの新大久保で、弁護士事務所開業。弁護士10年目の若手。離婚事件、一般民事事件、新大久保近辺に住む方々の事件、外国人の事件。ブログは主に仕事、その他気の向くままに。
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