新宿区新大久保で働く弁護士の水谷真実(みずたにまこと)(@41bengo)です。
今日は、外国の方の保釈申請について、東京地方裁判所の裁判官と電話面接をいたしました。
一方、今日は、東京地方裁判所が、ゴーン被告人の保釈請求を却下した日でもあります。
そこで、裁判官の対応について感じたことを書きたいと思います。
通常、電話面接において、裁判官はそっけないことがままあります。
しかし、今日の裁判官は、外国人にもかかわらず、裁判記録をきちんと読んでいて、優しいというか、宿題を私に出しました。
「あれっ、今日の裁判官はなんか優しいな。こんなに自分の心証やポイントを明かすんだ。」
と思いながら、裁判官の宿題に対して、別途確認をしたうえで、裁判所に再度書面を提出しました。
後ほど、インターネットニュースを見て、ゴーン被告人の保釈を東京地方裁判所が却下決定をしたというニュースを読みました。
特別背任などの罪で追起訴された日産自動車のカルロス・ゴーン前会長について東京地方裁判所は15日、保釈を認めない決定をしました。
このニュースを読んで、
「あっ、ゴーンさんの保釈を今日審査していたから、外国人の人の件だけど対応が妙に丁寧で優しかったのかな??」
と思いました。
これなら納得です。
ただ、審査結果はけっこう厳しかったです..
いつも、裁判官の対応が優しくて丁寧だったらいいなと思いました。
ただ、こちらがきちんと丁寧にしっかりやれば、応えてくれる裁判官も多いかとは思っております。