弁護士の水谷真実(→プロフィールはこちら)です。
警察署へ相談に行くことの大切さ
警察署に相談した内容の記録が、裁判などの証拠になる場合があります。
例えば、
・配偶者からモラハラやDVをうけた
・婚約者から暴力を振るわれて婚約破棄となった
・不倫をやめたいのに暴力を振るわれて無理矢理不倫させられた
・ストーカー被害にあって困っている
・不動産詐欺にあった。裁判で訴えられそうである。
などの場合に、被害の相談に警察に赴きます。
この時の相談内容記録を後日情報公開により取得できるのです。
警察に相談に行くことがためらわれる方がいます。
しかし、まずは相談だけでよいので相談された方が良いです。
相談内容記録の取得の方法
しかし、警察官は相談した被害者に対して、弁護士でなければ相談内容記録を取得できない、と伝えることがあります。
弁護士の活用法
そこで、弁護士が警察署の警務課に電話をして、相談内容記録を取得したいと伝えれば、取得できます。
その後、被害者自身が警察署に相談内容記録の謄写(コピー)をしに行くことができます。
相談内容の記録
取得をしてみると、黒塗りにされている部分があります。
しかし、ほとんど黒塗りというわけではありません。
証拠として活用できる部分ももちろんあります。
複数の警察署に相談をしていた場合は?
東京の場合ですと、霞が関にある警視庁で取得することになるはずです。
まず、被害相談をした警察署で、確認をすると良いです。
取得にかかる時間
警察署に相談内容記録の取得を申し出てから取得するまで、2週間ぐらいかかる場合もあります。
余裕をもって行動しましょう。
最後に
警察署に相談内容記録の取得を申し出てから取得するまで、2週間ぐらいかかる場合もあります。
余裕をもって行動しましょう。