バックパッカーの旅が好きな東京在住の者(→プロフィールはこちら)です。
2020年の1月に、ヨルダン等を旅行してきました。
ヨルダンというと、インディジョーンズの最後の聖戦の舞台となった、ペドラ遺跡が有名ですね。
他に、死海とかですね。
ヨルダンには、サルトという街があるのです。
サルトには、まだ日本人は年間100人ほどしか訪れていないそうです。
最近は、JICAなどがサルトの観光の発展に力を貸しているようです。
そこで、サルトについて書きます。
サルトを訪れようと思ったきっかけ
ヨルダンを訪れる前に、日本のヨルダン大使館でビザを取得しました。
その際、ヨルダン大使館の待合室にいろいろとパンプレットがあったのですが、その中にサルト(salt)の街を紹介するパンフレットがありました。
サルトはヨルダンの古都で、風情があって街並みなどが綺麗とのことでした。
そこで、ヨルダンに行った時に行こうと思いました。
首都アンマンからサルトへの行き方
バスで行くことができます。
サルト行きのバスは、アンマンの北の方にある、ラガタンターミナルから乗れます。
「地球の歩き方」のP111ぐらい目の国内交通情報のページ内の地図に、ラガタンターミナルの場所がのっております。
中心部からは、3kmぐらいでしょうか。
タクシーだと、高くても200円ぐらいですね。
タクシーで降りると、市場の中をぬけて、バスターミナルにいきます。
バスターミンガルが複数ありますが、道で通行人の人にきけば、場所を教えてくれます。
ラガタンターミナルからは、頻繁にバスがでております。
サルトまでは、40分~50分ほど。
料金は、200円ほどです。
途中、ヨルダン大学などを通過して、終着駅がサルトです。
サルトの街の感想
サルトは、山の中にある街です。
訪れたときは、僕にとってはあいにくの雨でした。
サルトの人にとっては、恵みの雨なんでしょう。
雨のサルトも素敵です。
朝、アンマンでタクシーに乗っていたとき、運転手さんが言うには、今朝、山間部で雪が降ったとのことでした。
ビジターセンター
まず、ビジターセンターに訪れるべきです。
ビジターセンターの場所は、地球の歩き方に載っております。
ビジターセンターでは、サルトの観光マップをいただけます。
ビジターセンターでは、ツアーも主催しております。
トレッキングやサルトの家庭でのお料理などがあるようです。
また、自分の氏名などを記帳できます。
記帳しておけば、万一なにかあったときに、役立つ可能性がありますね。
ビジターセンターの営業時間は、午後2時くらいまでのようです。
市場
サルトの市場は、昔からのままだそうです。
古き良きヨルダンの面影を残す場所です。
このような昔から残る場所を歩けるなんて、とても幸せです。
市場で目についたのは、野菜や果物が豊富にあることです。
美味しそうです。
服屋さんも多かったですね。
小雨がふっていましたが、傘を差している人はほとんどいませんでした。
傘を用いる習慣があまりないのかな?と思いました。
街中を歩っていると…
修理屋さんのお店に招き入れられる
小雨がふって寒い中、街を歩っていると、建物の前で手招きをしている男性がいました。
中に入りなよといっているようです。
そこで、建物の中に入ると、修理中の機械が沢山おいてあります。
どうやら、家電用品などの修理のお店(工場)のようです。
店の中に招かれ、イスに座ることを勧められました。
小さなストーブのようなものがおいてあります。
温かいです。
店の中にいたおじさん達が、お湯を沸かしてくれました。
そして、「トルココーヒーで良いかい?」と尋ねてきました。
甘いんでしょうが、嬉しいです。
コーヒーは温かく、生き返りました。
招き入れてくれた人に、日本製のシャープペン付き2色ボールペンをお礼に渡すと、
喜んでいました。
パンがおいしい!
店をでて、お腹が空いたのですが、ちょうどお店がありました。
パンにいろいろな具材が挟まっているのですが、2つで80円ぐらいです。
食べると美味しい!触感と味付けが良いです。
できたてのパンもおいしい
パンのようなものを焼いているお店がありました。
1枚購入しましたが、熱々でおいしかったです!
青果店の倉庫に招かれる
スーパーが目に入りました。
果物などが沢山並んでいて、迫力があります。
思わず、入って写真を撮っていました。
すると、お店の男の人が、
「写真をとっているのかい?倉庫もあるのでみるかい?」みたいなことを言ってきたので、
案内してもらいました。
倉庫の中には、お店のスタッフ達がいて、明るくて陽気です。
サルトの博物館
サルトには、博物館もあります。
サルト近郊で出土した品々などが展示されております。
考古学とかが好きな人には、良いですね!
サルトの街並み
サルトはこんな方へおすすめ
ペドラ遺跡やワディラム砂漠などのような観光地ではありません。
ですので、ヨルダンという国の日常を体験してみたい人にお勧めです。
サルトは、昔のヨルダンの首都だけあって、風情があります。
歴史の息吹を感じたい人にもお勧めでしょう。
トレッキングや、ヨルダン家庭でのホームクッキングのツアーをなさりたい方もおすすめです。
アンマンからは日帰りで行けます。