旅行が好きな東京在住の社会人(@41bengo)です。
年末年始に、ノルウェーの北極圏にあるロフォーテン諸島などをレンタカーで巡ってきました。
運転についての注意点について、書きたいと思います。
凍結している道路に注意
凍結している道路の存在
まず、凍結をしている道(アイスバーン)があるということです。
特に、脇道やあまり車の交通量が少ないところに多いかと思います。
自分は、Narvik(ナルビク)のAvisのレンタカーショップで車を借りました。
トヨタの1番安い車です。
借りてすぐに、Narvikのスキー場でスキーをしようと思って、スキー場のすぐ近くにある駐車場みたいな所に入りました。
その後、駐車場から出ようと思ったんですが、坂道がアイスバーンになっていて出れませんでした。
そして、バックした時に運転操作を誤り、岩にぶつけてしまいました。
レンタカーを借りる時に、スタンダードな保険と、フルプランの保険がありました。
多分大丈夫だろうと思って、スタンダードの保険に入りました。
しかし、自分は普段運転しませんし、冬のしかも北極圏ですので、フルプランの保険に入っておけばよかったと後悔しております。
ただ、ぶつけたことにより無制限に支払うというわけではなく、スタンダードな保険は、一定の上限を超えては支払わなくてよいという内容でした。
今回は、レンタカー会社の人に、一定の上限いっぱいまで支払ってもらうとは言われました。
冬の運転にすごく自信のある方でない限りは、フルプランの保険に入っておいた方が良いのかなと思います。
ただ、レンタカー会社によって、保険のプランは異なると思います。
なお、事故を起こした場合には、レンタカー会社に対する事故報告書を書くことになります。
Avisの担当者からは、メールで事故報告書を送ろうかと言われたのですが、NarvikのAvisのオフィスにいって書きました。
担当者の方に記載をしてもらいました。自分でも内容は確認しました。
凍結している道路への対策
脇道には入らない方がいいと思います。
観光目的でしたら、メインの他の車がよく通る交通量が多い場所のみを走るべきでしょう。
また、スキー場などの近くの山道も気をつけた方が良いかと思います。
その他に、レンタカーを借りるときに、しっかりとした保険に入っておくべきです。
自分のペースで車を運転すること
ロフォーテン諸島を車で走っていると、制限速度が80kmぐらいの場所がたくさんあります。
そのため、ノルウェーの地元の人たちは、だいたい80kmから100kmぐらいで車を走らせています。
ただ、その人たちのペースに合わせると、おそらく事故になってしまうのでマイペースで走るべきです。
僕は60kmぐらいで走り、何回も他の車に抜かれました。
もしくは、時々道路の横に車を停めるスペースがあるので、そこに車を駐車させるということもできます。
トナカイが道路脇を歩いていることがある
ごくたまにですが、トナカイが道路脇を歩っています。
山の中が多いかと思います。
びっくりします。
私はびっくりして、軽くブレーキを踏んで少しハンドルを切ったら、車がぐらぐらと揺れて怖い思いをしました。
ですので、トナカイが道路脇をごくたまに歩っていることがあるということを頭の中に意識しておくべきです。
街中では制限速度を守りましょう
道行く看板に、制限速度の標識があります。
カーナビでも、自動的に制限速度が切り替わって表示されます。
なお、カーナビがノルウェー語で操作方法が分かりませんでした。
そこで、音声案内については、スマートフォンで Googleマップを立ち上げて、目的地までを入力して音声案内で運転をしていました。
旅の終盤には気をつけること
旅の終盤で、運転にも慣れた頃、油断してしまうことがあります。
自分は、山の中を運転していた時に、星空が見えたのでオーロラが見えるかもと思って車を停めようとしました。
そして、道路脇のやや雪深い駐車スペースに停めたら、車が出れなくなりました。
そのため、NarvikのAvisの担当者に電話をしたところ、道路を走っている他の車に助けを求めた方がいいと言われました。
NarvikのAvisのオフィスから100 km ぐらいのところにいましたし、ノルウェーは人口が500万人ぐらいで人手不足のようです。
そうしたところ、他の車がすぐに停まってくれて、ロープを車につけて引っ張り出してくれました。
最後に
ロフォーテン諸島は北極圏ですし、冬ですとそんなに車がとおっていません。
ただ、気をつけてポイントを守れば、運転すること自体は比較的容易です。