自己破産の申立て : 家族に知られたくないようにするために 平成29年12月1日(金)

台湾の九份の街にいたカワイイ犬

私の親が、私の名義で500万円ぐらいこつこつ積み立てて預金をした銀行口座がある。親には、自己破産の申立を決して知られたくない。

 
まず、このように申立人名義の預貯金が500万円ぐらいあれば、同時廃止はむずかしく、裁判官は管財事件にして、管財人に調査させることになろうかと思います。

そして、管財人は、その預貯金が実質的に誰のものか調べるために、基本的には親に対して聞くことになります。

もっとも、管財人に対して早期に適切な弁解をすることは大事かと思います。例えば、通帳・判子は親が持っている、1回もお金が引き下ろされていないなどを早い段階で事前に管財人に対して伝えて、管財人を納得させることは重要かと思います。
そうすれば、管財人は両親に直接問い合わせることはしません。代わりに、申立人に、両親から一筆(その預貯金は自分(両親)のものであるという書面)をもらうよう指示するだけで終わることもあります。

いずれにせよ、管財人に、両親に知られたくない事情を説明し、誠実に管財人に訴えかけることが大事かと思います。

 

また、親が貯金してくれた500万円を失わないようにするには、どうしたらいいでしょうか?

 
上で述べたことと重なりますが、預貯金が申立人のものではなく、両親のものであることを管財人に分かってもらうことが重要かと思います。

そのために、客観的な証拠に基づき、管財人に納得してもらうことが重要です。
例えば、通帳・判子は親が持っている、自己破産するほど経済的に苦しいのにお金が1回も引き出されていない、など客観的な証拠に基づいて管財人を納得させるのが大切だといえます。

投稿者プロフィール

弁護士水谷真実
弁護士水谷真実
東京の新宿の近くの新大久保で、弁護士事務所開業。弁護士6年目の若手。離婚事件、一般民事事件、新大久保近辺に住む方々の事件、外国人の事件。ブログは主に仕事、その他気の向くままに。
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