話し合いによる離婚(協議離婚)の進め方

配偶者と離婚したい場合の進め方についてです。
離婚という決断は容易ではありませんが、円満に進めるための道を考える必要があります。
このブログでは、結婚して日が浅い夫婦が共に合意のもとで協議離婚を進める方法について説明します。

事案

20代の夫婦についてです。
夫と結婚して1年か2年、一緒に同居しているけれども、価値観が合わなかったり、モラハラを受けていて、妻が夫と離婚したいなと考えております。子供はいません。

離婚の進め方

話し合いによる離婚ですが、夫婦が話し合いを通じて円満に離婚を成立させる方法です。
例えば、同居している夫婦が価値観の違いやモラハラに悩み、離婚を考え始めたとき、話し合いによって離婚することは一つの解決策となります。このブログでは、話し合いによって離婚の具体的な流れや進め方について説明します。

離婚届について

離婚ですが、離婚届を提出すれば離婚は成立します。まず夫婦で離婚について話し合う必要があります。

夫が離婚に反対の場合

夫が離婚に反対の場合、まず夫婦カウンセリングを受けてみることが考えられます。
カウンセリングを受けて夫婦関係の修復を図ることができます。
カウンセリングですが、あちこちにあるので、自分に合ったところに依頼することが考えられます。

弁護士等に相談して、どのように進めたら良いか相談も考えられます。

カウンセリングなどの結果、夫婦関係がうまくいく場合もあります。
もし、それでもだめだった場合、離婚の方向に進むことになるでしょう。

子供がいない場合

お子さんがいない場合、大きな問題としては財産分与と慰謝料の話になります。

財産分与について

財産分与ですが、基本的には婚姻期間中の財産を半分に分けることになります。
財産分与としては、お互いの預貯金、現金、株式、不動産などが考えられます。

結婚して1~2年ぐらいの場合、まだ夫婦で築いた財産も少ないでしょう。
もし離婚を最優先にするならば、財産分与にはあまりこだわらなくてもよいでしょう。

慰謝料について

慰謝料は、自分に責任があって、それに対してお金を支払うことです。
そこで、相手が自分の非を認めていない場合は、慰謝料というよりは解決金や物を支払ってもらうということが考えられます。

モラハラや暴力がある場合

同居していて夫のモラハラ暴力が心配な場合は、別居してから離婚について話し合うと良いです。

まとめ

協議離婚は、夫婦が話し合いを通じて円満に離婚を成立させる方法です。

このブログでは、具体的な進め方や注意点について解説しました。

離婚を考えている方は、まず夫婦で冷静に話し合い、必要に応じて専門家に相談することをお勧めします。この記事が、あなたの問題解決の一助となれば幸いです。

まこと法律事務所

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この記事を書いた人

弁護士水谷真実

弁護士水谷真実

東京の新宿駅の近くの新大久保で、弁護士事務所開業。弁護士10年目の若手。離婚事件、一般民事事件、新大久保近辺に住む方々の事件、外国人の事件。ブログは主に仕事、その他気の向くままに。
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