新宿区新大久保に事務所がある、弁護士の水谷真実(→プロフィールはこちら)です。
積立投資について、書きます。
先日、銀行に行きました。
その際、応対した銀行の方から、投資信託の案内をうけました。
その後、電話がかかってきて、NISAなどを勧められました。
その銀行で、NISAの口座を開設して、やってみようと思うのですが、どうでしょうか。
銀行の方に勧められた投資信託を購入しようと思うのですが。
投資信託をされるのですね。
将来の資産形成のために、良いですね。
しかし、銀行の人に勧められるがままに口座を開設して商品を購入するのは、いかがなものでしょうか。
今は、スマートフォンやパソコンで、アプリなどをつかって、簡単に投資などできます。
銀行を通じて行うと、逆に手間暇がかかるでしょう。
また、積立金額などを変更したくても、面倒かもしれません。
スマートフォンやパソコンならば、簡単に積立金額を変更したり、解約したり、新しい投資信託に申し込めたりできます。
投資の勉強のためにも、銀行の窓口を通さず、自分でやった方が将来的には良いのかなと思います。
自分でできるでしょうか。
どうしたらいいのでしょうか。
最初は、少しとまどうかもしれませんね。
しかし、難しくはありません。
自分で、色々調べながらやっていけば、慣れていきます。
インターネットで検索して、必要な情報を得ることもできます。
以下、説明します。
積立投資がおすすめ
資産運用する場合、個別の株を購入する、投資信託を購入するなどがあります。
投資信託の中でも、積立投資がオススメです。
積立投資とは、毎日・毎週・毎月、いずれでも良いのですが、少しずつ積み立てて投資をしていくのです。
長期的な資産運用を考えるのであれば、積立投資がおすすめです。
例えば、毎日、100円ずつ、Aという投資信託を購入するという設定をすれば、自動で、毎日、100円ずつ投資信託を購入します。
途中で、200円などに変更をできます。
途中で、Aという投資信託の購入をやめて、Bという投資信託を購入することもできます。
僕は、数年前から積立投資をしています。
短期ではなく、長期的な資産運用のために、積立投資をしています。
NISA口座・つみたてNISA口座を活用したりしました。
途中で、積立てた投資信託を解約して、売却したこともあります。
経験上、積立投資は、高い確率で利益がでます。
おすすめです。
NISA口座・つみたてNISA口座について
NISA口座や、つみたてNISA口座は、なんでしょうか?
NISA口座やつみたてNISA口座は、税金が一定限度においてかからない口座です。
口座内にある株などの配当金や売却の場合等に、税金がかからないのです。
積立投資の場合も、同様一定限度で税金がかからないです。
1人につき、1つの口座しか開設できません。
そのため、銀行の人にすすめられてVISA口座またはつみたてNISA口座を開設してしまったら、他の口座を開設できません。
開設した口座から、例えば他の証券会社の口座にNISA口座を開設したい場合、1年ぐらいしないと変更ができません。
NISA口座とつみたてNISA口座では、どちらが良いでしょうか?
現段階では、
【NISA口座】
非課税枠:120万
非課税期間:5年
【つみたてNISA口座】
非課税枠:40万
非課税期間:20年
私は、最初、つみたてNISAの口座を開設していました。
しかし、比較的短期間で売却してしまいますし、40万円を超えることもありました。
そこで、途中から、NISA口座へ変更しました。
NISA口座・つみたてNISA口座で、投資信託を購入できます。
NISA口座では、例えば、KDDIやセブンイレブンなどの個別の会社の株を購入しても良いです。
1年間を通じて、40万円を超えず、投資信託だけならば、つみたてNISA口座で良いですね。
どこの口座が良いか?
上に書きましたが、銀行の窓口で勧められて、そこで口座を開設するのはおすすめしません。
すでに開設してしまったのならば、解約することもできます。
そんなにハードルは高くないので、オンライン証券が手軽で良いかなと思います。
パソコンやスマートフォンのアプリで、証券会社のページにログインできます。
そして、株の購入や売却をしたり、投資信託の金額の設定変更等ができます。
時間を有効活用できますし、自宅でできますし、隙間時間にもできます。
オンライン証券としては、
・SBI証券
・楽天証券
・マネックス証券
などがあります。
自分が使いやすい、気に入ったところで良いです。
積立投資をする場合に気をつける点
ネット証券に口座を開設しました。
投資信託ですが、どの投資信託が良いですか?
投資信託が沢山あります。
気をつけることとかありますか?
どの投資信託が良いかは、そんなにこだわらなくても良いです。
ネット証券にログインして、投資信託のページをひらきます。
販売金額などのランキングを選択できるでしょうから、ランキングのページを開いて、上位の投資信託を購入するというのは、1つの手です。
レーティング(評価)が表示されているでしょうから、レーティング(評価)が高い投資信託を購入するのも1つの手です。
手数料(信託報酬等)が低い投資信託が良いです。
インデックス型という、日経平均などに連動する投資信託は、手数料が低いです。
このインデックス型で、十分です。
あとは、1つの投資信託だけではなく、複数、投資信託を購入することも考えられます。
国内株式中心の投資信託を購入したら、海外株式の投資信託も購入する、という感じです。
リスク分散ですね。
その他に、無理なく、長く続けられる金額を積み立てるのが良いです。
途中で、株式相場などが下落して、購入した投資信託が下落することがあります。
下落したときに、慌てたりがっかりしてすぐに売却しないことです。
下落しても、その後、また上がります。上がったら、一時的に下落した分、利益がより増えます。
途中で売却しない、無理なく続けられる金額が良いです。
NISAや積立NISAを理解するための書籍
amazonなどで検索すれば、沢山ヒットします。
コンビニエンスストアなどの書籍コーナーでも、販売しています。
書籍などを読めば、より理解が深まるので良いです。
最後に
銀行などに頼らなくても、自分でNISAやつみたてNISAはできます。
一気にやらず、少しずつ自分で勉強して、準備して行うことが、結果として、将来、より多くの利益を得られるでしょう。
長期投資を行うのならば、積立投資はおすすめです。
そして、長期的に続けるためには、自分でネット証券などに口座を開設して行うと良いです。