公証役場での公正証書の作成
丸の内公証役場に行ってきました。
依頼者の方に同行して、離婚の公正証書にサインをするためです。
担当していただく公証人は、丸ノ内の公証役場の大野公証人です。
静岡で司法修習をした際、検察庁修習の時の検事正が大野公証人でした。
大野公証人は、司法修習生の1人であった僕のことをもちろん覚えていないでしょう。しかし、僕の方は、大野検事正と司法修習生の皆と一緒にテニスをしたことを覚えております。
検察庁で、起案をみてもらった際には、厳しかった印象があります。
厳しかったですが、面倒見が良いという思い出が残っておりました。
そこで、離婚の公正証書の作成に際して、丸ノ内公証役場に電話をして、大野公証人に作成をお願いしました。
静岡で司法修習生をしていましたとは伝えていませんでしたが、案文の作成の段階から、的確な助言をしていただき、助かりました。
公証役場で久しぶりにお会いしましたが、若々しかったですが、スリムになった印象でした。
静岡で修習をしていましたとは伝えませんでしたが、懐かしかったです。
弁護士になって初めての勤務場所が、丸ノ内の公証役場の隣のビルだったので、この意味でも懐かしさがこみ上げてきたのかもしれません。
相手方(ご主人)は、代理人の方だけが来ました。
公正証書は、強制執行認諾文言の条項があります。
そのため、別途、相手方(ご主人)宛の送達の申立てなどの書面も作成しました。
代理人の方が、離婚届を持ってきてくれました。
離婚届の証人欄に、代理人の方が自分の名前を記載されておりました。
証人になる場合、住所の他に本籍地も書くので、若干抵抗があります。
しかし、躊躇なく証人となられており、すごいなと思いました。
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