調停を効率よく進めるために~相手の積極的な対応を促す方法~

新宿区新大久保に事務所がある、弁護士の水谷真実(→プロフィールはこちら)です。

調停で、一生懸命主張や立証をしているのに、相手の対応が悪く、なかなか思うように進まない場合があります。
この場合に、調停を効率よく進めたり、相手の積極的な対応を促す方法についてです。

期日間でできることは行い、調停でできることに集中する

調停と調停の間の期日間にも、できることはあります。
例えば、別居後自宅においた荷物の運び出し、自宅に届いた郵便物を別居先に郵送、子どもの面会日程の調整などです。

期日間でできることは、期日間で行うと良いです。
調停の期日は、限られた時間の中で行います。全て話すことはできません。調停では、調停で行うと有意義なことに集中して行うと良いです。

そのため、代理人がお互いにいるのならば、代理人間で積極的に連絡を取り合うと良いです。

事前準備をして調停に臨む

調停を有意義な場とするために、事前に主張立証の書面などを作成して、裁判所に提出することが基本です。
また、相手にも事前に提出しましょう。

書面ですが、調停の期日の1週間ぐらい前には、裁判所と相手に提出しましょう。そうすると、裁判所も相手も、余裕をもって書面の内容を確認し、期日でしっかりと話し合うことができます。

疑問をもっている40代女性の相談者
依頼者

相手に、調停前に事前に書面を送るのでしょうか?
裁判所には事前に提出したいのですが、相手には、相手が求めていなければ、送らなくていいとかないのでしょうか。
当日、相手に渡すのではだめでしょうか?

弁護士水谷真実
弁護士水谷

そういうことも、ありえます。
この場合ですと、相手は、こちらの書面内容を確認しないで、いきなり調停の場でみることになりますね。その場で、理解して考えてとなりますね。
一方、調停は1回あたり2時間ほどしかありません。もし、事前に書面を渡していたら、書面に対しての返答なり、自分の考えや気持ちなりを整理して、調停に臨むことができますね。
調停は、話し合いの側面があります。事前に書面を渡しておけば、お互いに話し合いがより進む場合があります。準備をして臨むので、落ち着いて話し合うこともできます。

調停の場で書面を提出する場合、相手のこちらへの心証が悪くなるかもしれません。

ですので、できるだけ、余裕をもって、裁判所の他に相手にも、事前に書面を提出した方が良いですね。

1つずつ解決をしていく

例えば、離婚の調停と婚姻費用の調停がなされているとします。
だいたいは、婚姻費用の調停からまず話し合わせます。

婚姻費用の話し合いで、離婚の財産分与の話し合いも一緒にすると、複雑になります。申立人も相手方も調停委員も混乱する場合があります。婚姻費用なら婚姻費用にまず集中して話し合って解決し、その後、離婚の話し合いの中で財産分与の話し合いをすると、スムーズです。結果として、早く進む場合も多いです。

最後に

期日間を有効に活用し、事前準備を行い、1つ1つ解決していくことが、結果として解決に繋がります。このような中、相手側とコミュニケーションを積極的にとっていくことで、相手側の積極的な対応も期待ができます。

まこと法律事務所

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この記事を書いた人

弁護士水谷真実

弁護士水谷真実

東京都新宿区新大久保で「まこと法律事務所」を開業している弁護士の水谷真実です。
離婚や男女問題を中心に、婚姻費用、親権、財産分与、不貞慰謝料などの事件に取り組んでいます。
私が大切にしているのは、依頼者の方のお話をよく聞き、その方の事情やお気持ちを踏まえて、どうするのがよいかを一緒に考えることです。
一つとして同じ事件はありません。これまでの経験を生かしながら、必要なことは調べ、考え、丁寧に対応するよう心がけています。
ご相談から事件終了まで、私自身が直接対応しています。
離婚や男女問題でお悩みの方は、一人で抱え込まず、ご相談ください。
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