旅が好きな、東京在住のものです。
少し前に、北海道を訪れました。
その際、アイヌについてもっと知りたい、文化を理解したいと思いました。
北海道には、各地にアイヌの文化を伝える施設等があります。
ウポポイ (民族共生象徴空間)
白老町にあります。苫小牧の隣です。
札幌からだと、車で100kmぐらいでしょうか。
日帰りで十分にいけます。
大きな敷地群の中に、様々な施設があります。
民族博物館がありますし、アイヌの伝統的な舞踊を鑑賞できる体験交流ホールもあります。
再現された昔の住居(コタン)の中にはいり、お話を聞いたりもできます。
博物館は、入場制限があるようです。
日によっては、混むこともあるかもしれません。
事前に、予約もできます。
ウポポイのホームページをみて、予約状況を確認すると、安全でしょう。
また、体験交流ホールでアイヌの伝統的な舞踊を鑑賞する場合も、当日入場制限がされることもあえります。
時間に余裕をもって、訪れると良いでしょう。
僕は、民族博物館と舞踊は、とても見応えがあり見て良かったなと思いました。
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二風谷
二風谷も、札幌から100kmぐらいでしょうか。
千歳空港からだと、60kmぐらいです。
ウポポイとは異なり、沙流川沿いの山の中にあります。
二風谷は、アイヌ文化の聖地と言われているようです。
二風谷には、「二風谷アイヌ文化博物館」や「萱野茂二風谷アイヌ資料館」などが開設されております。
二風谷アイヌ文化博物館は、ウポポイの展示と同じ感じもします。
しかし、うまくはいえないのですが、ウポポイとはまた違うような印象もうけます。
萱野茂二風谷アイヌ資料館は、国会議員でありアイヌ出身でもある故萱野茂二氏が収集された品々が展示されております。
展示品をとても身近に感じることができます。萱野氏がどんな思いで収集をしていたのか、萱野氏がいたからこそ、二風谷の文化博物館やウポポイができたのではないか、そんな思いを感じられる場所です。
こちらも、忘れずに是非訪れて欲しい場所です。
二風谷も、じっくり見ようとするならば、それなりに時間がかかると思います。
時間に余裕をもって訪れた方が良いと思います。
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義経神社
二風谷に行く道中に、義経神社なる神社があります。
時間がなかったのでいけなかったのですが、気になる神社です。
びらとり和牛
二風谷へいく道中、びらとり和牛のレストランがあります。
そんなに高くはない値段で、おいしいびらとり和牛が食べれます!
おすすめです。
「びらとり和牛専門店 くろべこ」というレストランです。
名寄市北国博物館
名寄市は、旭川の北にある都市です。
冬は、サンピラーなどで有名で、寒暖の差が激しい場所のようです。
名寄市北国博物館にも、アイヌ文化の展示がされております。
北海道の道北を南北に流れる天塩川あたりのアイヌ文化です。
寒い場所なので、冬の状況の展示をみることができます。
名寄市博物館には、昔のSL排雪列車が展示されております。
昔のSLとは思えない、立派でお洒落なSLです。
博物館の中は、昆虫を展示してあったり、名寄市の冬の暮らしぶりが分かる展示がされております。
雪国の暮らしがどんなものか、昔はどんな生活だったかが分かります。
また、アイヌの展示もされております。
名寄市博物館は、比較的コンパクトながら、密度の濃い展示がされております。
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旭川市
旭川市には、
川村カ子トアイヌ記念館
旭川市博物館
でアイヌの文化に関する展示をしております。
ちょうど、僕が言ったときは閉館日でした。
川村カ子トアイヌ記念館では、コタンの家が建てられておりましたが、中に入ってみると、囲炉裏で火をたいた後だったのでしょうか、懐かしい臭いが立ちこめていました。
ジンギスカン
ジンギスカンがおいしかったです。
札幌で、成吉思汗だるまに行きましたが、個人的には旭川のジンギスカンの方が好きです。
大黒屋
ジンギスカン大黒屋は、行列ですが、回転が速いので、そんなにまちません。
食べ応えがあり、しっかりしたお肉で、とてもおいしいです。
野菜はおかわり自由です。
ひつじ家
ひつじ家は、座敷にあがって食べれます。
こちらは、大黒屋とお肉などが違ったりもしますが、おいしいです。
最後に
アイヌといっても、ひとくくりではなく、おそらく、北海道、樺太(サハリン)、千島列島などに暮らしていた人々です。
今は、ロシアと日本に分断され、さらに同化政策などで、アイヌの存在が薄らいでいます。
一方、北海道には、各地にアイヌの文化に触れられる施設があります。
アイヌの文化施設をまわる旅をするのも、面白いと思います。