
新宿区新大久保に事務所がある、弁護士の水谷真実です。

遠方に住んでいるので、自分の尋問はしないで済ませられないでしょうか。
裁判の尋問について、依頼者からこのように相談されることがあります。
尋問は、裁判所で本人が質問を受け、事実関係などを話す手続です。
負担や不安を感じるのは、自然なことだと思います。
尋問を避けられるとは限らない
まず、こちらが尋問を申し出なければ、尋問を受けずに済むとは限りません。
相手方が尋問を求め、裁判所も必要と判断すれば、こちらの依頼者も尋問を受けることになります。
尋問の順番~主尋問と反対尋問~
尋問ですが、まず、尋問を申請した側が質問する「主尋問」があります。
その後に、相手側が質問する「反対尋問」があります。
必要に応じて、申請した側が再び質問したり、裁判官が質問したりします。
こちらからも尋問を申し出る理由

相手方が尋問を求めている場合には、こちらからも尋問を申し出て、私が先に質問する形を検討します。
尋問の順番については、裁判所とも調整します。
もし相手方の申請で尋問になると、相手方が先に質問し、こちらがその後に質問する形になることがあります。
こちらは、相手方の質問と、それに対する依頼者の回答を踏まえて、説明を補ったり、誤解を解いたりすることになります。
もちろん、その場合でも事前準備はできます。
ただ、こちらが先に質問する形であれば、伝えたい事実を、こちらが考えた順番で裁判所に説明する機会を作れます。
弁護士の活用のしどころ
尋問を受けることになりそうなとき、こちらからも尋問を申し出るか、どちらが先に質問する形にするかは、弁護士が検討し、裁判所と調整します。
また、遠方に住んでいる場合は、ウェブ会議などで尋問ができることもあります。
移動の負担を減らす方法についても、利用できるか裁判所に確認します。
私が尋問に向けて行う準備
私が依頼者に主尋問をする場合は、裁判所に伝えたい事実を、どういう順番で説明するかを考えて準備します。
事前に何十問か設問を作って、何度か打ち合わせをして確認したり、尋問の練習をしたりします。
その際には、依頼者の記憶や、提出している書面・証拠との関係も確認します。
分かりにくいところがあれば整理して、依頼者の方が自分の言葉で説明できるように準備します。
また、こちらが主尋問をしても、その後には相手方からの質問があります。
相手方からどのような点を聞かれそうかも、想定できる範囲で確認して準備します。

最後に
何を言いたいかといいますと、尋問を受けることになりそうな場合には、避けることだけを考えるのではなく、自分の言い分をどう裁判所に伝えるかを考える必要があるということです。

依頼者の負担や不安も聞きながら、尋問の進め方を検討し、事前の打ち合わせや準備を重ねて対応します。
裁判や尋問に不安があり、今後の対応や準備について弁護士への相談をお考えの方は、まこと法律事務所までお問い合わせください。
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この内容について、動画でもお話ししました。尋問の流れや、依頼者の方とどのような準備をするかについて説明しています。
