作成の方法
子どもの親権の争いで、裁判所から子の監護に関する陳述書を提出するように指示がありました。
でも、いまいちイメージがわきません。
どうすれば良いでしょうか?
裁判所のホームページに、参考となる見本はありますよ。
調停の途中で、調停委員や調査官から、子の監護に関する陳述書や計画書の提出を指示されます。
東京家庭裁判所のホームページに、記載があります。
その上で、書籍を読むと良いです。
「親権・監護権をめぐる法律と実務」という書籍があります。
該当ページを読むと、よりイメージをもつことができます。こちらの書籍の中に、「親権者や監護権者の指定の判断基準」の章があります。様々な過去の判例に基づいて、どのような場合に親権者として指定されるか解説されております。
そのため、陳述書を書く際、どういう点に気を付けて書いたら良いか、どういう点を意識して書くと良いかがイメージできます。
ありがとうございます該当のページを読んでみます。
将来を見すえて作成する
将来を見すえて作成する必要があります。
子の監護に関する陳述書に記載したことと矛盾する行為をするべきではありません。
例えば、子どもを育てていく場所具体的に記載し、その後、調停中に理由なく引っ越しをすることなどです。
再度、子の監護に関する陳述書や今後の計画書を再提出することになります。
離婚の裁判でも提出することになる
調停の際に作成した子の監護に関する陳述書は、親権が争われている場合は、調停後の離婚の裁判でも証拠として提出します。
母子手帳
母子手帳の提出も求められます。