不倫をしたとして、裁判所に慰謝料請求をされた場合の解決事例です。
経緯(状況)
当時の経緯について、お話をします。
地元の友達を通じて、男性と知り合ったんです。
私は、男性は独身だと聞いたので、お付き合いを始めました。
その後、男性が既婚者だと分かったので、交際を解消しようと伝えたんです。
しかし、男性は私に対して、度々暴力を振るうなどしてきました。
押し倒されたり、刃物をむけられたり、首を絞められたり、殴られたりしました。
性的な写真も撮られました。
また、私の家にも度々きたりして、合鍵で家の中に入られもしました。
そのため、別れることができませんでした。
そうするうちに、男性の妻から、高額の慰謝料の請求があったんです。
裁判所に訴えられたので、先生にお願いをしたのです。
裁判において
反論をする
裁判では、妻の主張に対して、適宜を反論をしてきましたね。
妻が、既婚者であることを知っていて交際をしていたと主張してきましたね。
そこで、既婚者であることを知らなかったことや、暴力を振るわれて別れられなかったことを主張しましたね。
診断書や、怪我の写真や、家が壊された写真等を証拠として提出しましたね。
夫を訴訟に参加させる(訴訟告知)
「訴訟告知」という方法で、夫を訴訟に参加させましたね。
結局、夫は、訴訟でなにも主張立証してきませんでしたが、夫にはプレッシャーにはなったかと思います。
和解する
お互いに主張立証をして、双方共に主張が出尽くしました。
そして、和解の機運となり、女性が請求してきた金額よりもかなり低い金額で和解となりました。
裁判は1年くらいかかりましたが、終わってホッとしています。
和解してからは、男性は私のところへ連絡や接触もしてきません。
解決して良かったです。