解決事例
お金は大事だけど、お金以外で譲れないこともある
40代
- 財産分与
- 養育費
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体調を崩して、転職をしたことを契機に、夫婦関係が悪化してきました。その後、妻は小学生の1人娘を連れて別居を開始しました。夫婦関係は完全に破綻をしたので、夫としては妻と離婚をしたいということで、相談に訪れました。
目次
相談後
調停を得て、審判となりました。
お互い、離婚には合意ということになり、養育費の支払いや財産分与の話し合いとなりました。そして、財産分与の話し合いの中で、夫は、妻が夫と1人娘と一緒に写った写真や交換日記を全て持っていったことに立腹しておりました。そこで、妻側に写真や交換日記の引渡しの要求をしました。
妻側は、当初は写真や交換日記を持っていっていないと主張をしていました。しかし、裁判官を通じて妻側に訴えかけたところ、妻は写真や交換日記の引渡しに応じました。
その後、種々の条件の話し合いを行い、和解で終了となりました。
弁護士からのコメント
離婚をする場合、金銭的な問題だけではなく、思い出の品物も問題となってくることがあります。
金銭の問題はもちろん大事です。しかし、金銭的な問題にとどまらず、依頼者の方が大事にしていることや配慮をしてほしいことに対して、依頼者の方の気持ちをくみ取って相手に主張することも、弁護士としては大切にしなくてはならないと強く感じました。
その他の相談事例
- その他
- 養育費
アメリカの弁護士から養育費未払い関係の書類が送られてきたとき…
アメリカでアメリカ人と結婚をしました。もっとも、子供の親権は夫がもつこととして、私の方は養育費を支払うということで、離婚に至りました。その後、日本に帰国しましたが、養育費の支払いをしなくなりました。そうしたところ、数年経って、元夫がアメリカの弁護士事務所を通じて何らかの裁判を起こしたという書面が届きました。不安でしょうがありません。どうしたらいいでしょうか。・・・