まこと法律事務所 MAKOTO LAW OFFICE

状況別

離婚を決意した

離婚を決意する現代の人々

近年、婚姻件数は約60万件であり、離婚件数は約20万件に達します。そのため、3組に1組が離婚に至っています。今から約30年ほど前は、婚姻件数が約70万件であり、離婚件数は約15万件でしたから、離婚の割合は着実に増加してきています。

 

当初は、愛し合って結婚した2人でも、一緒に生活を共にしていく中で、それまで気づかなかった相手の性格に気づき、欠点も見え始めてきます。また、他の異性と浮気をされたり、暴言を吐かれたりすることもあるかと思います。そして、少しずつお互いの距離が遠くなり、深い溝となり、ふとしたことがきっかけで修復不可能な状況になることもあります。

 

それでも、その状況を我慢して一緒に生活をして、夫婦共にさらに成熟をして何かのきっかけで夫婦の関係が改善の方向にむかうこともあります。一方、もはや耐えられる状況になく、悩みに悩んで離婚を決意される方も大勢います。

離婚を回避したい場合、なにをするべきでしょうか?

 

友人など信頼できる人に相談することが大切です。話すことで、心が軽くなります。友人から有益なアドバイスを受けることもできます。

 

占い師に相談される方もいらっしゃいます。参考にするのはいいかとは思いますが、友人の方が昔からの付き合いでより理解してくれているので、友人の方がいいでしょう。

 

 

暴力を振るわれたりしている場合には、近くの警察署に赴いて相談するべきです。状況を踏まえた上で、警察が間に入って止めてくれるでしょう。

 

また、カウンセラーに相談に行くことも考えられます。そして、心が軽くなるための本や、夫婦関係で悩んでいること人達のために書かれた本などを読むこともいいです。書籍を読むことで、有益な情報を得ることができますし、夫(妻)と の接し方やどのように考えているのかなどが分かったりします。

離婚を決意するまでの長く深い悩み

 

離婚を決意するまでには、長い期間がかかる人もいます。

例えば、配偶者から言葉による暴力を浴びせられ、望まない性行為をさせられ、我慢していたけど心身に不調をきたして病気になる方もいます。そして、それでも子供達のために我慢をして、しかしどうしても許せず激しい夫婦げんかとなって別居に至る方もいます。

 

夫婦が壮年の年齢であれば、親のサポートを得ながら今後についてどうするか話し合いを試みるでしょう。しかし、夫婦間で、今後離婚するのか夫婦生活を継続するのか話し合いをするにしても、配偶者との関係が悪化してなかなか話し合いができないこともままあります。

離婚を決意した場合には、離婚後の住居の確保や、子供の転校など事前に準備するべきことが沢山あります。

 

 

 

離婚や離婚後の将来の悩み

 

別居後であれば、離婚にいたるまでの生活費をどうするのか、離婚するまでの子供達との連絡や面会をどうするのか、家に届いた郵便物等をどうするのかなどの別居特有の悩みがあるかと思います。

 

また、同居を再開する場合には、同居後本当に円満な夫婦生活を築いていけるのかを踏まえた上で、夫婦間でルール作りが必要になります。

 

そして、離婚をする場合には、離婚後の財産分与、子供の親権、子供の養育費、持ち家の場合はローンの支払い方法やどちらが所有するのかそれとも売却するのかや、慰謝料の請求などがとても悩ましいかと思います。

まずはご相談してみて下さい

 

ご相談頂ければ、希望を尊重しつつ、どのような方法が最善かについて法的アドバイスそしてサポートをいたします。ご相談いただくことで、離婚をするべきかどうかなど新たな方向性がみえると思います。また、将来の生活をどうするか、子供の親権や面会交流をどうするかなどについて悩まれて不安でしょうが、心が軽くなるように全力でサポートいたします。

 

離婚を決意するかどうかは、とても大きな決断です。自分1人の問題ではなく、子供や親族にも大きく関係する事柄です。そこで、離婚するとどうなるのか、しっかりお話を聞いた上で最善の解決策を一緒になって考えていきましょう。