協議離婚の悩みに対してです。
協議離婚についての基本的なことは、次のブログに書いています。
その他に協議離婚をする上で、考えておきたい事について説明します。
相手の約束違反を防ぎたい~公正証書の作成~
協議離婚をする際、公証役場で公正証書を作成すると、あとあと手続等が安心です。
公正証書に強制執行認諾文言があれば、離婚後に支払がない場合には、裁判所に訴えずに強制執行ができます。
また、離婚後、年金事務所で年金分割の手続をする場合、公正証書を持参すれば相手と一緒に行く必要がありません。1人で手続ができます。
別居中、相手に住所を知られることを防ぎたい
DVなどがある場合
配偶者からDVなどがあれば、住民票の閲覧制限ができます。
詳しくは、次のブログに記載をしております。
同じ会社に勤めているが別居している場合
同じ会社に勤めているけれど、別居中の場合です。
年末調整等をインターネットを通じて行う際、会社によっては配偶者の住所も表示されることがあります。
配偶者の住所は、会社に届け出ている住所が表示される会社もあります。
そのため、年末調整等を通じて配偶者に住所が知られることもあります。
そこで、会社に事前に確認をすると良いです。
不動産の売却について
夫とは、離婚することで話は進んでいます。
ただ、一緒に住んでいる家をどうするかについて、悩んでいます。
住宅ローンで、ペアローンなんです。
夫は、今の家に住み続けたいみたいです。夫が私の夫妻も引き継いだうえで、私の持分を買い取ると話しています。
離婚前に私の持分を夫に売るか、離婚後に私の持分を夫に売るか、悩んでいます。
夫は今の家に住み続け、私は家を退去する予定です。
合意書を作成して、合意書の中に不動産の売却について規定をしておくのは1つの方法です。
離婚後に、〇年〇月までに不動産の妻の持分を〇〇万円で買い取る等の規定をもうけることが考えられます。
時期や金額がはっきりしない内容ですと、離婚後にもめる可能性があります。
夫が妻の住宅ローンの夫妻を負担することができるか、今の債権者の銀行に確認してみると良いですね。
できないならば、借りかえをすることが考えられます。
借りかえの場合は、借りかえの手数料などがありますから、いくつか銀行に相談して確認すると良いですね。
借りかえの目途がたち、いくらで夫が持分を買い取るか決めることができたら良いですね。