日当についてです。
はじめに
日当が支払われる趣旨ですが、事務所から一定時間以上かけて移動することにより、時間的に拘束されることにより支払われる費用です。
大きく、出張日当と出廷日当に分かれます。
出張日当について
出張日当とは、裁判所に出張するごとにお支払いいただく費用です。
弊事務所の場合は、都内で裁判や交渉が行われる場合は、基本はいただいておりません。
事務所から都外に赴き、かつ、移動にだいたい2時間30分以上かかる場合に、出張日当をいただいております。
出廷日当について
出廷日当とは、裁判所に出廷するごとにお支払いいただく費用です。
弊事務所の場合は、いただかないことが多いです。
しかし、着手金や報酬金の金額や、委任事務の内容により、状況に応じて、出廷日当をお支払いいただく場合もございます。
日当を払うことの意義について
私、静岡県に住んでおります。静岡地方裁判所に訴えられました。
訴訟の代理人になっていただき、日当をお支払いしてもかまわないです。
しかし、訴訟をWEB会議で行えば、日当は発生しないですよね。
どうするのが良いのでしょうか?
WEB会議を行えば、出張日当はかかりませんね。
一方、裁判所に赴いて、直接裁判官や相手方と話す場合の方が、よりコミュニケーションがとれる場合があります。
主張したいことをより主張できたりします。相手の考えもより分かったりします。
日当を支払ってでも裁判所に赴いて直接やり取りする方が、より良い結果になることがあります。
支払う金額がより少なくなったり、得られる金額がより多くなったります。
出張のためにどのくらいの移動時間がかかるかとの兼ね合いの問題でもありますが、弁護士と相談した方が良いですね。
そうなんですね。
分かりました。