不倫慰謝料を請求されたときの対応方法

困惑した表情の事務員さん
事務員さん

不倫の責任を追及されたら、どうしたらいいんですか??
私だったら、ご飯も喉をとおらなくなりそうです・・・

弁護士の水谷真実の写真です
弁護士水谷

強いストレスだよね。
しかし、あせらず落ち着いて粘り強く対応すれば大丈夫だよ。

一般的な流れ

慰謝料の請求をされる
話し合う

不倫を認めた場合、慰謝料の金額が争われることが多いです。

方針をたてる
自分はどうしたいか、よく考えましょう。
例えば、
・裁判を絶対したくないならば、金銭的に多少は妥協する。
・家族には絶対に知られないようにする。
・相手の対応が納得できない。裁判になっても構わない。
などです。

話し合いが決裂

話し合いが決裂することがあります。
お互いの主張に大きな開きがある場合などです。

話し合いがつかないので、裁判をすると言われることもあります。
また、しばらく連絡がないと思ったら、突然裁判所からの訴状が届くこともあります。

裁判がむしろ安全なこともある
裁判はしたくないという方がいます。
しかし、裁判は安全な側面もあります。
公平中立な裁判所(裁判官)が間に入ります。お互いの言い分を聞いてより良い解決策を示したり、公平中立な判断を下します。
相手の要求が過大な場合は、裁判も検討してみると良いです。

裁判

話し合いもなく突然慰謝料請求の訴状が届いた場合

裁判は、それなりに様々な負担がかかるものです。
そのため、裁判がなされる前に、まず、話し合いをすることが通常です。

不倫が問題となっている場合は、話し合いの内容としては、
・不倫を認めるか
・不倫をしたことについて謝罪をするか
・今後はもう不倫をしないか
・同じ職場ならば部署替えなどをするか
・慰謝料の金額をどうするか
などについて話し合うことになるでしょう。

話し合いは、かなりストレスとなります。
不倫をされた妻(夫)の怒りは大きいので、穏やかに話し合うという状況ではありません。

一方、話し合いもなく、不貞相手の元へ突然慰謝料請求の訴状が届くこともあります。

訴状を受け取った側としては、突然のことなので「なぜ?」と思うでしょう。

もっとも、話し合いはかなりストレスとなるものです。
考えようによっては、話し合いでひどいことを言われずにすんだともいえます。

話し合いをせずに不倫相手に突然訴状が届く場合としては、
・離婚の調停の申立てが裁判所になされたので、慰謝料請求も裁判所になされた
・配偶者が何度も不倫をしており、今の不倫相手には単に慰謝料だけ支払ってくれたら良い
などが考えられます。

不倫の責任を追及された直後の対応について

深呼吸をする

まず、深呼吸をしましょう。
心を落ち着かせることです。

「大丈夫。死ぬことはないのだから大丈夫。」と考えて心を落ち着かせましょう。

状況を確認する

状況としては、
弁護士からの内容証明郵便がおくられてくる
不倫相手の妻(夫)からの電話やメールがおくられてくる

などといったことが考えられます。
どのような状況でも、まず、相手の要求を確認しましょう。

大体が、

  • 慰謝料を払うことを要求している
  • 不倫は今後はやめてください
  • 今後は私の配偶者とは会わないでください
  • 職場不倫をやめるための対応をしてください

になるはずです。

不倫相手との相談と証拠の確認

不倫相手と相談できそうなら、してみることも考えられます。

  • 不倫について認めたのか
  • 証拠についてはどうなっているのか
  • 離婚するのかこのまま結婚生活を続けるのか

などが重要になりますので、聞いてみましょう。
ただ、聞く場合でも、慎重に行動する必要があります。

不倫相手には心配をかけないように、自分だけで対応される方もいます。
自分で対応することも1つの手です。
ただし、だんだんと相手の要求がエスカレートしてきて、自分だけでは対応しきれなくなったら、不倫相手に相談してみることも1つの手です。
一緒に考えたりいたわりの言葉をかける人もおります。

不倫相手がどういう人かよく考える
不倫相手に裏切られることがあります。相談したことを不倫相手が配偶者に知らせてしまうのです。
不倫相手がどういう人物か、よく見極めて慎重に行動するべきです。

周りに相談することも考えましょう

不倫相手の配偶者から責任を追及されたなんて、なかなか相談しにくいですよね。

しかし、周りにはいざとなったら自分をサポートしてくれる人達がいる、と思うだけでも心が楽になります。

周りには相談できる環境があります

まずは、自分で不倫相手の配偶者と話し合うことももちろんありです。
辛いですが、相手と向き合って、粘り強く真摯に対応すれば、解決へと向かうでしょう。

不倫相手の配偶者とメールなどでやりとりする場合は、落ち着いて冷静に丁寧に応対しましょう。

親や仲の良い友人など信頼できる人に相談してみるのも、よいですね。

弁護士の活用のしどころ

自分自身で対処して、最後の書面(誓約書や合意書など)は弁護士に確認してもらうこともできます。

不倫相手の配偶者が弁護士を通して連絡をしてきた場合はどうでしょうか。
最初から弁護士に依頼した方がよいかもしれません。
もちろん自分でも対応できます。ただ、慰謝料の話になると、弁護士は交渉のプロです。そのため、弁護士有利に進みがちです。そして、高額の慰謝料を支払いかねません。
そのため、自分も弁護士に依頼をした方が、結局は支払う金額も少なくて済むことが多く、メリットが大きいです。

直接会って不倫について謝罪した方がよい?

ケースバイケースです。

しかし、直接会うことは避けた方が良いかもしれません。
直接会って謝罪したとしても、不倫相手の配偶者の怒りは収まらない可能性があります。
「本当のことを言っていない。」「まだ嘘をついている。」「家庭をめちゃくちゃにされたので、あの程度の謝罪では到底許せない。」ということになりかねません。
お互いに弁護士がついていて、同席しても同様の結果になりかねません。

仮に直接会って謝罪という場合には、相手方との間で、感情的にトラブルになる可能性があるがそれでも会って謝罪をする場をもうけるべきかを確認しましょう。

そして、不倫した女性は不倫相手の配偶者に対して、直接謝罪にいけば慰謝料の減額などがなるか、しっかりと確認しましょう。会話の録音などをとっておくと良いかもしれませんね。

また、不倫相手の配偶者の方は、不倫した女性に対してなにをもとめるのかしっかりと考えましょう。
夫ともう2度と会うことを止めさせる、夫と不倫相手の女性が同じ職場なら退職を求めるなどが考えられますね。

勤務先に慰謝料の請求の書面が届くことはある?

不倫相手の配偶者は、不倫した女性の自宅の住所を知っている場合は、自宅に慰謝料請求の書面が届くはずです。
不倫相手の配偶者に弁護士がついている場合は、間違いなく自宅に書面が届きます。

では、不倫相手の配偶者が自宅の住所を知らない場合は、職場に書面を送ってくる場合があるでしょうか。
なんとも言いがたいですが、職場に書面が送られてくるというのは嫌なことです。
そこで、職場になにか伝えるようなことをしないよう、事前に不倫相手の配偶者に伝えることが考えられます。

自宅の住所や電話番号を代わりに伝えることは?

職場に知られたくないからといって、自宅の住所や電話番号を伝えることは止めましょう。
自宅の住所や電話番号は、相手が自分で調べることです。
自宅の住所を伝えると、相手は裁判で訴えやすくなります。

解決までにかかる時間

慰謝料を請求されている場合には、その金額を丸々払えば解決にはいたります。

不倫期間が短かったり、不倫の証拠が無きに等しい状況なら、支払う慰謝料は低くなるでしょう。

ただ、お金の問題だけというわけでもありません。
謝罪をして、誓約書や合意書の作成も必要になってきます。

そこで、解決には1~2ヶ月ほどはかかるでしょう。

次に、不倫期間が長かったり、不倫により離婚に至ったという場合は、長期化する可能性があります。

いずれの場合でも、適切に対処すれば解決します。

自分の場合は、どういう状況にあり解決までどのくらいかかりそうかを見極める必要があります。
その上で、周りの人に相談したり助けを求めるべきかなどを考えると良いでしょう。

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この記事を書いた人

弁護士水谷真実

東京の新宿駅の近くの新大久保で、弁護士事務所開業。弁護士7年目の若手。離婚事件、一般民事事件、新大久保近辺に住む方々の事件、外国人の事件。ブログは主に仕事、その他気の向くままに。
ご相談いただいたことは、一生懸命対応します。アフターフォローにも力を入れています。来所が難しい方のために出張相談を承ります。悩んだら、思い切ってお問い合わせ・ご相談ください。

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